よくある質問

今までに寄せられたご質問の中から多いものを Q&A にまとめ、当所の特徴と担当心理カウンセラーについての情報を提供しています。
ご不明な点をご確認ください。

カウンセリングを一度受けてみたいのですが、どうすればいいですか?

電話もしくはメールにて予め日時をお決めし、その後ご来所していただく形になります。ご希望の日時があればおっしゃってみてください。できるだけお客様に合わせるようにいたします。予約のキャンセルは、ご一報いただければ直前でも結構です。急な体調不良もさることながら、直接の理由はなくても直前になるとおっくうになったりする場合も少なくありません。そんな時は無理をせずキャンセルなさってください。

心療内科と心理カウンセリングの違いは何ですか?

心療内科は病院ですから、具体的に身体症状・社会的適応障害が現れていなければ受診対象になりません。医師は一日に数十名の患者を診ますので、「心の相談」と謳ってあるとしても所要時間は短くなります。しっかり話を聴いてもらいたい方にはどうしても物足りないものにならざるを得ません。(ちなみに現行の医療制度のもとでは、医師が本格的に心理カウンセリングを行う場合、事実上ボランティアとなり経営を圧迫することになるという事情があります。)心理カウンセリングは、症状の有無は問いません。しっかり話を聴き取ることを基本として、迷い・悩み・苦しみを取り除く道を探ります。所要時間を長く設けますから、心理カウンセラーが一日に対応できるクライアント数は限られてしまいます。多くて4、5名です。その上、保険がききませんのでどうしても料金は高額になります。

予約は直ぐに取れるものなのですか?

一週間前後はいっぱいになっていることもありますが、2週間先・3週間先になるなどということはありません。そのため当所は、開業日を多くし受付時間を長くすることで、緊急を要する相談にもできるだけ応えられるようにしています。キャンセル発生により、当日でもご予約いただける場合もありますので、とりあえず電話またはメールにてお問い合わせください。

予約をキャンセルした場合、料金はかかりますか?

一応、事前に連絡がない場合にキャンセル料が発生することになっていますが、よほどの事でもない限りご請求することはありません。つい寝過ごしたりすることもあります。そんな時はたとえ一日遅れでも結構ですのでご一報くださるなら幸いです。ちなみにキャンセル料は 1,000 円(税込)です。事実上任意です。

カウンセリングを受けるのははじめてなのですが、どのようなものなんですか?

一般に行われるカウンセリングは非指示的カウンセリングと呼ばれるものです。これは人間的成長を目的とするものですから、心の病気の方、あるいは緊急を要する問題には充分な対応ができません。当所は、そこをカバーすることを目的として設立されています。つまりそれは治療を目的とするカウンセリングであり、問題解決を目的とするカウンセリングです。
当オフィスは二階建ての一軒家の一階にあります。約 13 平米(8畳)の洋間に机を配置しての面接療法になります。お話を伺いながら、先ず、問題の本質を心理学的視点から明らかにしていきます。それに対し、どうすることが最も良いことであるかを具体的に提示するという流れになります。精神力・根性を頼りとし、我慢・辛抱を美徳としてきた日本人にとっては、心理カウンセリングを受けることは、「情けない」と感じられたりすることでもありますから、実際にお受けになるには少し勇気を必要とするかもしれません。ちなみに事務スタッフ(女性)は、別の場所にて広報と経理を担当しています。それはクライアントの心理カウンセリングへの集中を妨げないためであり、秘密を厳守するためです。

どんな相談事でもよいのですか?

はい、大丈夫です。「こんなつまらないことを相談してもよいのか」と思ってためらってしまう方は少なくないようですが、その心配は必要ありません。むしろそのような心のブレーキを解除することが心の成長に繋がります。「ただなんとなく話を聞いてほしかった」ということでも構いません。そこが病院(精神科・心療内科)との大きな違いでもあります。

話すことが苦手なので、うまく話せるか不安なのですが。

思いつくままに話してくださって結構ですし、言葉を引き出せるよう、こちらからもいくつか質問をさせていただきます。対話の中で、少しずつ、話せるようになってくるものです。
また、メールや LINE でご相談に応じることも可能ですので、そちらの方がご都合が良いという方は、一度お問い合わせいただき、ご希望でしたらお申し込みください。

対面カウンセリングで、何か持っていくものはありますか?

基本的に費用だけになります。自分の置かれている今の状況・状態を口で説明するよりも、文章にまとめたものを見てもらいたいという方は遠慮なくお持ちください。

女性カウンセラーはいますか?

おりません。当所は男性カウンセラー(39 歳)ひとりのオフィスです。近い将来、女性カウンセラーにも加わってもらいたいと考えていますが、具体化し次第、その予定をお知らせいたします。

心理カウンセラーは、「臨床心理士」資格をもっていますか?

「有りません。」<<臨床心理士>>資格が誕生(1988 年)し、当所のカウンセラー松本は 1998 年に大学に入学しますが、当時はまだそれほどメジャーな資格ではありませんでした。松本が大学院を修了する頃に、指定大学院制度が本格的にはじまりましたが、松本は研究者として活動することを望んでいたため、資格を取得しようという経緯には至りませんでした。その後、教職員として学校現場での経験を積み、その流れで既にカウンセリングのプロとして本格的に活動をはじめていたので、資格取得の必要性を感じることがありませんでした。心理カウンセラーは、本質的に才能職であり、資格職ではないというのが当所の考えです。<<臨床心理士>>資格を取得したとしても直ちに職業にすることはできません。プロの心理カウンセラーとして独り立ちする上で重要となる要素は、人生経験です。

電話でのカウンセリングは可能ですか?

はい、可能です。近くにカウンセリングを受ける施設がない方や簡単に家を出られない方のための電話でのカウンセリングを行っております。特に理由がなくても、電話でのカウンセリングをご希望の場合は、おっしゃっていただければ対応いたします。また、メールや LINE でのサポートも行っておりますので、ご希望の場合はお問い合わせの上、お申込みください。

保険は使えますか?

心理カウンセリングは医療行為ではありませんので、お使いいただくことができません。その代わりと言ってはなんですが、当所の費用は保険が適用された場合の料金に近いものになるよう努力しております。※ちなみに医師・または医師の指示による心理カウンセリングは保険がある程度適用されることがありますが、実際に行われることは極めて少ないというのが現状です。

他所と比べると料金が安いようですが。

当所は、丁寧にお話を聞いて問題を整理するのみならず、問題を解決し現実を変えていくことを目指すカウンセリングも行っております。その場合、ある程度の回数を要することもあります。しかし、1回毎の料金が高いと、良好な結果を見る前にカウンセリングの継続が困難になることも少なくありません。本気で問題の解決を図りたいという思いから、低料金に抑える努力をしています。また、心理カウンセリングが身近なものであってほしいという思いもこめています。やむを得ず料金設定の変更を行うこともございますが、その際は事前にお知らせいたします。

人には知られたくないのですが。

秘密厳守は、当所の第一の業務になります。カウンセリングとは、プライベートなものです。ご本人の承諾なしに、近親者であれ、勤務先、保険会社、警察、裁判所であれ、当所のカウンセラーが問い合わせに応じるなどということは一切ありません。

領収書はいただけますか?

ご希望の場合のみ発行しております。プライバシー保護という観点から、構わず出すということはしておりません。必要な方は精算時にお申し出いただければ、発行致します。

カウンセリングは医療控除の対象になるのですか?

地域によっては認められることもあるようです。最寄りの役所か税務署にてお尋ねください。

診断書は書いていただけますか?

「所見書」としてお出しすることができます。
一通 4,500 円(税込)です。作成には3〜5日かかります。

病院を紹介してもらうことはできますか?

直接的な紹介はしておりません。当所が良いと評価するクリニックであっても、それがそのままクライアントにとって必ずしも良いとは言えない場合も少なくないからです。それほどに医師との相性の善し悪しが治療に関係する事でもあり、推奨はするとしても直接的な紹介は控えさせていただいている理由です。